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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生18巻3号

1955年09月発行

文献概要

研究報告

化学工場(鉛及び染料)に於けるビタミンB12投与効果について

著者: 大和田国夫1 井田直美1 堀口俊一1 和田望1

所属機関: 1大阪市立大学医学部衞生学・公衆衞生学教室

ページ範囲:P.40 - P.42

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1.まえがき
 近年各種の原因による貧血に対してビタミンB12が用いられている。私どもはさきに工業鉛中毒の予防と治療の目的でビタミンB12の効果について動物実験を行い,昭和26年4月,第6回日本産業医学会(於東京)に報告した1)。今回は実際に職場に於て,故鉛精錬作業者と染料工場の労働者に対して比較的高単位のビタミンB12を投与したところ,若干の効果が認められたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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