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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生18巻3号

1955年09月発行

文献概要

研究報告

石灰窒素のレプトスピラに対する作用(II)

著者: 八田貞義2 山地幸雄2 田中弘子1 山内信2

所属機関: 1国立衛生試験所細菌部 2日本医科大学衛生学教室

ページ範囲:P.52 - P.56

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石灰窒素浮遊液の試験管内におけるレプトスピラ殺滅作用の濾過並びに放置による減弱
 前報1)においてわれわれはLeptospira icterohaemorrhagiae及びLeptospira Pyrogenesのウサギ血清加コルトフ培養液に,石灰窒素肥料を0.1〜0.02%に加えると,レプトスピラが1〜7日後に消失し,かかる作用は石灰窒素の留水浮遊液を100℃,30分加熱すると減弱することを認め,更に加熱に際してのpHの変化などにつき検討,考察を加えた。今回は石灰窒素留水浮遊液の2号瀘紙瀘液を100℃,30分加熱したもの,及びそれを18日間氷室に放置したもの,並びに石灰窒素留水浮遊液の滅菌用アスベスト層瀘液の殺レプトスピラ力について実験を行なつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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