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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生19巻1号

1956年01月発行

文献概要

特集 人口問題の焦点

受胎調節と人工妊娠中絶の出生に及ぼす影響

著者: 久保秀史1

所属機関: 1公衆衛生院疫学部

ページ範囲:P.10 - P.14

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 わが国の出生率が,近年急激に低下しつつあることは,なんといつても事実である。この出生率の甚しい低下は,生理的な,自然な現象とみることは出来ない。とすれば,その原因は,不自然な,人工的な原因と考えなくてはならない。
 出生率の下つたこと,即ち子供を産まなくなつたことは,国民がそれだけ出生を望まなくなつた結果である。なぜ,このような出生抑制の意慾が盛んになつてきたかというに,それには,社会的,経済的,,心理的など,いろいろな要因が関与していることと思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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