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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生19巻1号

1956年01月発行

文献概要

特集 人口問題の焦点

寿命と人口—日本の将来の最低人口

著者: 渡辺定1

所属機関: 1厚生省大臣官房統計調査部

ページ範囲:P.33 - P.37

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 人口とはある時期のある特定の地域の人間の数と考えている。人口はその地域における出生と死亡と人口の流出流入で定まり,現在の人口は,過去のこの三者の関係で形作られ,将来の人口は,この三者のうごきで定まることは今更いうまでもない。
 与えられた課題は寿命と人口である。本文では流入流出のない人口,即ち閉鎖人口について考えることとする。或る入口に属する個体の寿命が長くなれば,その人口は増す傾向にあり,また老年層の割合もます方向にあることは誰しも考えることである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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