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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生19巻5号

1956年05月発行

文献概要

研究報告

豆腐による流行性肝炎の多発例

著者: 與謝野光1 高橋末雄1 山下章1 今井清1 菅沼達治1 永井正雄2 仲井和雄2

所属機関: 1東東都衛生局 2東京都淀橋保健所

ページ範囲:P.43 - P.48

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 昭和29年9月22日東京都新宿区の大久保小学校養護教諭より5〜6名の黄疸による欠席児童があるとの連絡を受けたので,直ちに現地調査に趨いたところ附近にも黄疸患者が発生している事実をつかみ調査に当つた結果,5ケ町に略々限局して235名の患者発生のあることを知り,原因として同地区内の一豆腐店の豆腐が推定された。なお本調査のうち,疫学は都衛生局予防部,淀橋保健所,臨床は都立豊島病院,国立東京第一病院,病原は国立予防衛生研究所が担当した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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