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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生19巻6号

1956年06月発行

特集 原子力と公衆衛生

綜説

從業員の健康管理

著者: 吉沢康雄1

所属機関: 1東大医学部放射線科

ページ範囲:P.22 - P.25

文献概要

 従来は極く一部の職場に限られていた放射線障害に関する健康管理の問題は,ここ10年来原子炉による放射性物貭の大量生産が可能となつてからとくに重要となり,原子力の利用が活溌になるに従つて将来の問題としても論議の的となつて来た。
 原子力関係の工場,研究所で作業する者が自然計数以上の放射線をうけることは認めざるを得ないにしても,過剰線量の防禦のため健康管理を厳重にすることはI.C.R.P.(InternationalCommission on Radiological Protection)の勧吾でも強調されている。このためつぎのようなことが問題となる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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