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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生19巻6号

1956年06月発行

文献概要

特集 原子力と公衆衛生 綜説

食品汚染について

著者: 檜山義夫1

所属機関: 1東大

ページ範囲:P.26 - P.30

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1.はしがき
 核分裂生産物の食品汚染の問題は,大きく二つに分けて考えるのがよいと思う。その一つは,食品の外部に放射性物貭が付着した場合であり,(外部汚染)もう一つは,食品となる生物の体内に放射性物貭が生理的にとりこまれている場合(内部汚染)である。
 この二つの場合に,きれいに隔然と分けて論ずることの出来ない場合や,双方の原因が同時に共存する場合も,もちろん考えられるが,順序として,ここでは二つに分けて述べてみよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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