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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生2巻1号

1947年06月発行

文献概要

論述

傳染性疾患の防渇—食中毒(第3囘)

著者: 早川淸

所属機関:

ページ範囲:P.24 - P.29

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食中毒:細菌性中毒
葡萄状球菌
1.本病の認知
 本病は感染ではなく中毒であつて發病は急激である。時として強烈な嘔氣,嘔吐,及び蓑弱を招來し激しく始つて來る強い下痢を伴ふものもある。確實な診定は疑はしい食品より葡萄状球菌を分離しその濾液を特志志願者に飲ますか,或は小猫に注射するかして毒性を證明するにあるのみ。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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