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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生2巻4号

1947年09月発行

文献概要

研究

現行BCGワクチンの缺點と改良法

著者: 鶴見三三1

所属機関: 1名古屋醫科大學

ページ範囲:P.204 - P.209

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 BCGワクチンの接種が,感染豫防延ては發病防止に一定の效果あることは最早議論の餘地がない。併しながら現行BCGワクチンは,普通皮内又は皮下に接種する關係上,種々の副作用を招來する。その内輕度の發熱その他の全身症状は,他のチフスコレラ等のワクチン注射の場合と敢て變りはないが,唯不快なるは接種部位に於ける膿瘍竝に潰瘍を形成することである。之も注射の菌量と體質により一様ではないが,その頻度は第1表に示す通りである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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