icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生20巻2号

1956年08月発行

文献概要

特集 最近の医学の話題

不妊性

著者: 山口哲1

所属機関: 1東京歯科大学

ページ範囲:P.44 - P.47

文献購入ページに移動
I.はしがき
 不妊は症候であつて疾患ではないから,従来呼称されて来た如く不妊症と呼ぶのは妥当でない。このことは過多月経を過多月経症と呼ばないと同様である。従つて私は不妊症を以下述べるに当り全て不妊乃至不妊性なる用語を用いる。
 不妊または不妊性の定義は学者によつて区々である。正しい定義を下す前に先づ,その本態と附帯条件とを考察せねばならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら