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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生20巻3号

1956年09月発行

文献概要

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流行性肝炎の臨床と病理

著者: 小田正幸1 岩本淳1

所属機関: 1東大田坂内科

ページ範囲:P.11 - P.15

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まえがき
 肝臓病は近年医学的にも社会的にも注目をあびてきたが,診断手技の発達によることも勿論だが,実際数も可成り昔に比べて多くなつている様である.その中で最も屡々見受ける型が流行性肝炎である.この病原体についてはビールスであるという説が今日では殆んど常識化されて居り,ビールス性肝炎とも呼ばれているが,厳密に云うならば臨床家としての我々は流行性肝炎とは一定の症候を有する或一群の疾患をまとめた症候群にすぎないのではないかと反省して居る。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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