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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生21巻10号

1957年10月発行

文献概要

原著

北陸地方における都市事務系職員の体力測定成績

著者: 岡崎康夫1

所属機関: 1金沢大学教育学部衛生学教室

ページ範囲:P.39 - P.45

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Ⅰ.緒言
 職業別による体格体力及び身体機能の実状並びにその特徴については,古くから内外多数の研究業績の報告があり我が国においては石川,奥山,八木,福原氏等の研究を始めその他枚挙に遑のない程であるが,戦後この方面の業績は今野,石井,金子氏等の報告があるのみである。体力の研究は過去に幾多の業績はあるがなお未解決の問題もあり,また世代の変化と共に常に研究されるべきものと筆者等は考えており,特に体力の運動能力面における研究の甚だ乏しい事を遺憾に思い我々の研究室では昭和27年以来運動能力をも含めた広い年令層における職業別体力の研究を行つて来た。曩に筆者等の一員である卯野1)は北陸地方における農村住民の体力測定の成績につき報告したが,茲には北陸地方の都市事務系職員の体力測定を行い得たのでその結果を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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