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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生21巻12号

1957年12月発行

文献概要

特集 インフルエンザ 綜説

最近の流行に於けるインフルエンザの臨床

著者: 佐野一郎1

所属機関: 1国立東京第一病院

ページ範囲:P.32 - P.36

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 5月上旬から京浜及び阪神の両大都市地域に始まり日本全土に蔓延したインフルエンザは,8月に入り一応終熄したが,その病原ウイルスA東京57は全くの新株であるので,今後の流行に対処する資料を得るために,伝染病調査会では詳細な調査を行つているが,私共も臨床面を担当して協力することになつた。たまたま6月下旬に私の病院の看護婦生徒間にA東京57が集団発生したのでその所見を記し,つぎに続発性肺炎で入院した患者の臨床症状を記して御参考に供し度いと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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