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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生21巻2号

1957年02月発行

文献概要

原著

ゴボウ巻によるS. enteritidisの食中毒例について

著者: 鈴木ミツヱ1 茂木茂雄1

所属機関: 1群馬県立衛生研究所

ページ範囲:P.55 - P.57

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緒言
 S. enteritidisの食中毒例の報告は我が国においては比較的多いが最近の報告としては中谷1)の鯨肉による食中毒例,及び辺野喜,松井,依田2)の納豆又はメンチカツが原因と推定される食中毒例の報告がある。又当研究所においても原田3)が食肉による本菌の食中毒について報告している。
 私共は今回ゴボウ巻による食中毒例を経験し疫学的,細菌学的に調査した結果S. enteritidisが原因であることが判明したので,その概要について述べ,同学の士の参考に資したいと考え報告する次第である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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