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原著
長野県下一農村に於ける井水の細菌学的研究—特に汚染指標としての腸球菌に関する検討
著者: 柳沢君子1 須田正男1 宮林晃2 木村康正2 竹内端弥2 渡辺益夫2
所属機関: 1東京医科歯科大学農村厚生医学研究施設 2千葉大学腐敗研究所腐敗研究部
ページ範囲:P.58 - P.61
文献購入ページに移動最近欧米に於て腸球菌の選択培地に関する研究が進み腸球菌の検索が容易になり,検出率が高くなると共に,プールの水,河水,下水等に対して従来汚染指標として使用されていた大腸菌群,大腸菌の補助又は代りのものとして腸球菌が使用できるものではないかと考えられる様になり,Walter Morris等3)は井水に於て大腸菌群及び大腸菌のM.P.N.値と腸球菌のM.P.N.値との比較検討を行つている。
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