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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生21巻4号

1957年04月発行

文献概要

特集 家族計画

家族計画と人口問題

著者: 北岡寿逸1

所属機関: 1国学院大学

ページ範囲:P.4 - P.6

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 家族計画ということは,理論的にも実際運動としても,世界全体の問題としては現在のところ人口問題とは関係がない。それは母性の保護とか,個人の生活の向上とか云うことを直接目的とするものであつて,人口問題のないアメリカや,人口減少を憂うるフランスに於て盛んに行われている事実によつてもこのことは明らかである。
 然し私は,日本の家族計画は世界の家族計画と異つた特質を持つている。少くとも左の3つの特質を持つているものと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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