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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生21巻6号

1957年06月発行

文献概要

綜説

結核患者の食餌に就いて

著者: 春木秀次郞1

所属機関: 1中野療養所

ページ範囲:P.1 - P.7

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 健康者に対する食餌は食慾,空腹感,収入,嗜好等に従つて食物の量や質が選ばれている。然し病人の場合には各々の病状によつて食物の種類や量を定める事が重要な意味を持つことになる。病人は各器官の機能の外,新陳代謝,栄養状態が病気の種類とその程度によつて多かれ少かれ障害を受け変化している。故に食物の種類,量の選択にはこのような正常と異つた状態に順応するようにし,これによつて病体の負担を軽くし同時に健康の恢復を助けるようにしなければならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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