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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生21巻8号

1957年08月発行

文献概要

特集 公衆衛生と保健婦

これからの公衆衛生における保健婦の役割

著者: 丸山博1

所属機関: 1厚生省

ページ範囲:P.21 - P.23

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 保健婦の役割は,むかしも今も,また将来も,まさしく対象とする集団の系統的健康管理そのものにある。これが保健婦の仕事の本筋である。系統的に管理できる規模の特定集団に責任をもつことが本来の保健婦活動の出発点になる。
 この保健婦の役割が,うまくやれるためには,保健婦の責任もさることながら,保健婦をたすける人々,保健婦が発見した問題をうけとめて,その解決に努力してくれる人々の責任ある協力が必要である。したがつて,保健婦の役割が満足に果されるのには,保健婦その人自身と,保健婦を使う人とが,教育者として,また組織者として,公衆衛生,社会医学的の能力を必要としてくる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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