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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生22巻1号

1958年01月発行

文献概要

特集 公衆衛生と社会保障 綜説

病院とHealth Centerの地方組織化(Regionalization)について

著者: 吉田幸雄1

所属機関: 1厚生省病院管理研修所

ページ範囲:P.23 - P.27

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1.地方組織化の意味
 100年来の医学の大進歩は,病院機能の高度化を要求し,そのために,病院の設備には益々莫大な資金を必要とし,且つは多数の専門医を初め看護婦その他多数の医療の補助員を必要とするようになつた。
 そして,この近代医療の殿堂である病院に対する信頼は日に日に増大し,大都市には大病院が林立し,また各農村においても隣村して病院の設立増設が進められている。例えばわが国においても終戦後この傾向は盛んとなり,特にこの数年間の病院数,病床数,機能の増大化は非常に急速のものが見られる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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