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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生22巻11号

1958年11月発行

文献概要

特集 地区組織活動・1

中共の地区組織活動—カ・ハエ撲滅運動からみる

著者: 大鶴正満1

所属機関: 1新潟大学医学部医動物学教室

ページ範囲:P.585 - P.588

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 1957年5月から6月にかけて,筆者は第2次の訪中医学使節団の1人として中共へ渡り,その新しい医学や公衆衛生の動静に少しく触れる機会を得た。一行中での筆者の役割はマラリアの専門家ということで,各地でマラリアやその伝播ハマダラカに関する数回の講演と座談会を持つことになつた。分担した仕事の性質上,わが国にも宣伝されている例の中共のカ・ハエなど撲滅運動の実際を旅の先々で出来るだけ見聞することに勉めてみた。もとより接触や観察の範囲は自らかなり限られていたのであるが,かかる方面からみた中共の地区組織活動について次に所感を述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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