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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生22巻12号

1958年12月発行

文献概要

原著

ハイアミンによる含嗽効果—猩紅熱及び流行感冒の予防

著者: 木村光雄1 奥村武1 佐藤信義1 富永良橘1 金子健太郎1

所属機関: 1九州大学医学部第一内科

ページ範囲:P.687 - P.695

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I.まえがき
 先に第47回日本内科学会九州地方会および第31回日本伝染病学会総会において,咽頭溶連菌の消長を中心としてみた2,3薬剤の含喇効果について発表し,更にその詳細な報告1)を公にしたが,今回,昭和32年4月18日より5月14日に至る27日間に,23名の狸紅熱患者の発生を見た福岡市今宿町において,前回と同様にハイアミン含漱錠を使用し,猩紅熱の流行に対してのみならず,たまたま時を同じくして続発を見た流行性インフルエンザに対する含嗽効果について1,2の知見を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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