icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生22巻3号

1958年03月発行

文献概要

特集 子供の衛生と人間形成 綜説

フランスに於ける母子保護

著者: 山本高治郎1

所属機関: 1聖路加国際病院小児科

ページ範囲:P.133 - P.137

文献購入ページに移動
 フランスは出生率の低い国家として知られているが,1941年人口1,000に対し13.1と云う最低の数字を記録して以来,徐々に上昇の傾向にある国家である。1955年その数字は18.5となり,同年の日本の19.4と比肩し得る処に迄到つている。我が国が人口過剰に悩んでいるのに対し,この国では人口の寡少を歎きとしている。従つて彼我の間に母子保護政策の著しい相違の見られるのは当然である。ここに若干の頁をかりて,この国の母子保護政策と最近の実状とを伝えたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら