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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生22巻4号

1958年04月発行

文献概要

原著

1956-57年冬期に分離されたインフルエンザウイルスについて

著者: 松山達夫1 小見山茂人2

所属機関: 1群馬県衛生研究所 2群馬県予防課

ページ範囲:P.227 - P.229

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 1956年11月より翌年2月に至る間,群馬県下にインフルエンザの流行がみられ,送付を受けた検体につきウイルス分離を行い,インフルエンザA及びBウイルスを分離し,また患者の血清診断からも本流行はA,B混合流行であることが認められた。
 これらの分離株のうちA株は所謂Dutch '56 typeに近い抗原構造であるが,B株はここ数年にみられなかつた大きな変化があることが判明した。よつて,これら分離株の詳細と流行の概略につき報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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