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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生22巻5号

1958年05月発行

文献概要

特集 健康の疫学

保険医学の立場から

著者: 一色嗣武1

所属機関: 1朝日生命保険相互会社

ページ範囲:P.256 - P.260

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生命保険と健康体
 生命保険における医的選択は死亡率を基準として行われるものである。死亡保険に無条件で契約できるものを標準体という。標準体は死亡率の良好な集団であり,死亡率が一定の範囲内にあるべき条件を備えたものである。保険医学上の標準体を健康体と解釈されないこともないが,標準体は健康の通念と若干相違するものがある。
 例えば,後に述べるように低血圧は死亡率が良好で診査時の低血圧には本態性低血圧症が包含されているものと思われるが,標準体に属する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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