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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生22巻6号

1958年06月発行

特集 ジフテリア予防接種

ジフテリア予防接種の改正—予防接種法の一部改正について

著者: 浜崎直哉1

所属機関: 1厚生省防疫課

ページ範囲:P.319 - P.319

文献概要

 先の国会で予防接種法が改正された。改正された点だけを見ると,ジフテリアの定期が今迄3期であつたものが4期となつて居り,今まですら悪かつた予防接種率が,尚更悪くなるのではないかとの印象を与える。然し実際には,百日咳とジフテリアの混合ワクチンが使用せられるので,幼少児が注射を受ける回数は,今迄より3回だけ反対に減ることになり,接種率は改正により却つてよくなるものと期待されて居る。
 改正の主な理由は,3才から5才迄の幼児が患者も多く,調べて見ると免疫の度合も低くなつて居り,どうしてもこの谷間をうずめる必要があるということである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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