icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生22巻6号

1958年06月発行

原著

京都府南部の2農村に於ける鉤虫の調査と集団駆虫

著者: 中西靖郎1 吉田幸雄1 松尾喜久男1

所属機関: 1京都府立医科大学医動物学教室

ページ範囲:P.337 - P.340

文献概要

緒言
 本邦各地に於ける鉤虫の疫学的調査が,近時盛に行われ教室においてもすでに数年来,中部日本諸地域の調査研究が続行され,特に1952年より1955年に亘り,吉田は京都市内及びその周辺農村地帯の調査を実施し,京都市周辺の鉤虫の濃度は北部及び東南部の山間地帯に比較的低く(10%前後),南部低地及び南西部丘陵地帯において比較的高い事を報告している。
 著者等は1957年4月より山城盆地の南部2農村の鉤虫の疫学的調査及びその集団駆虫を実施し若干の成績を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら