icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生22巻7号

1958年07月発行

文献概要

特集 耐性問題と公衆衛生

耐性問題の疫学的意義

著者: 曾田長宗1

所属機関: 1国立公衆衛生院

ページ範囲:P.351 - P.355

文献購入ページに移動
 いわゆる抗生物質が,伝染性疾患の患者治療に著しい効果をあげたことは,最新医学の人類に対する顕著な貢献であるが,これが集団現象として見た当該疾患の蔓延状況にどのような影響を及ぼすかについては,必ずしも充分に検討されたとはいえない。
 個々の患者の治療にさえ充分な効果が挙がれば集団現象としての疾病蔓延も自ら消退して行くであろう位にしか理解されず,その機序などが明かでない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら