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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生22巻9号

1958年09月発行

文献概要

特集 国民健康保険と公衆衞生 アンケート

国保から保健所へのぞむこと/保健所から国保へのぞむこと

著者: 川野一人1 柳徳三郎2 川上喜太郎3

所属機関: 1広島県民生労働部保険課 2岩手県厚生部保険課 3新潟県民生部保険課

ページ範囲:P.498 - P.499

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 国保の保健施設活動の中心となる者は,直接に住民に接する保健婦であるが,町村の国保に保健婦が置かれているときでも,一般衛生部門には置かれていない場合が殆んどである。又,町村合併によつて国保の保健婦活動区域は広範囲にわたり過重の傾向にある。
 国保の保健婦には,国保事業運営の健全化をはかるため,その資料に基いた保健活動を重点的に実施することが望ましいにもかかわらず,ややもすれば一般的な予防接種の業務等に多くの時間を割かれるきらいがあるので,保健所に保健婦を充実するとともに町村の一般衛生部門にも保健婦を設置して,これら三者の保健婦が相協力して地域社会の保健活動を行うことを強く要望する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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