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自動車の排気ガスによる健康障害,他
著者: 西川
所属機関:
ページ範囲:P.746 - P.746
文献購入ページに移動自動車の排気ガスは酸化窒素と不完全燃焼物とを含んでいて,粘膜,結膜の刺戟症状が強いことは明らかである。これ以外の作用は未だ明らかでないが,本報告では自動車の排ガスの組成から,長期にわたる曝露実験を続ける必要性を強調している。それには気象因子に関する分析も必要であることを付け加えていた。特に問題となるべき組成ガスには,一酸化炭素,酸化窒素,鉛化合物,その他炭化水素,オゾン等を挙げているが,ちなみに排ガス中の濃度は一酸化炭素が0.2〜12%,酸化窒素が0.4%以下,炭酸ガス5〜15%その他炭化水素0.01〜2%,オゾン0.5ppmであるという。
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