icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生23巻8号

1959年08月発行

文献概要

原著

肺吸虫症流行地における学校集団検診成績について

著者: 下野修1 波多野精美1 森文弥1 赤松松鶴2 山本好孝2 新野幸夫2

所属機関: 1愛媛県衛生部 2国立愛媛療養所

ページ範囲:P.519 - P.521

文献購入ページに移動
I.緒言
 肺吸虫症流行地における同症の疫学的調査については,従来より数多くの報告がなされている。そのうちには横川1)2),三宅3),尾池4),百瀬5)山口6)などの報告および,職場集団検診時肺吸虫症の検診を併せ行つた北本7)の報告がある。しかしながら,学校集団検診にさいして,肺吸虫症の検診を系統的に併せ行つた報告はまれである。著者等は昭和32年4月および5月の両月に,肺吸虫症流行地と考えられる愛媛県南宇和郡御荘町附近の小,中,高等学校の学童生徒について,従来の集団検診と平行して,肺吸虫症の精密検査を併せ行い興味ある成績を得た。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら