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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生25巻11号

1961年11月発行

文献概要

特集 社会医学

皆保険後5カ年間の岩手県国保診療の推移とその間題点—受診量の分析

著者: 前田信雄1

所属機関: 1東北大学医学部病院管理学教室

ページ範囲:P.649 - P.653

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 国民健康保険制度については,戦前から長い伝統を有し,戦後いちはやく皆保険の実現をみた(昭和30年7月)岩手県について,一体皆保険によつてその後被保険者の受診はどの程度促進ないし「恩恵」を得ているのか,この5カ年間にどんな問題が明らかにされるようになつたか,そのような見方からこの小論を起こした。ここで用いた指標は,国民健康保険の事業年報に記載されている「診療費」中の日数のみである。件数よりも日数の方が筆者の分析目的にかなつた指標と考えたからである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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