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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生25巻2号

1961年02月発行

文献概要

原著

寄生虫卵検査法の実際面における検出率の比較検討

著者: 湯田和郎1 木村末子1

所属機関: 1宮城県衛生研究所

ページ範囲:P.114 - P.117

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 一時,農村における寄生虫のまんえんは甚だしいものがあつたが,その後,検便駆虫が繰返されるとともに衛生思想の普及徹底によつて寄生虫予防上,かなりの効果が認められるにいたつた。
 つまり,寄生虫の感染率が低下しているばかりでなく,全体の寄生虫体数も甚だしく減少してきたと考えられる。そのように濃厚感染から軽感染へと移り変るにつれて検査成績を吟味するためには検査法の選択,2種以上の併用といつた点の配慮も必要になつてくることは当然であろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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