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カルフォルニア州における男子の肺癌死亡例について最近の国勢調査成績より職業別死亡率を求めて肺癌発生の多い職業を追求している。同時に死亡例の喫煙習慣についても調べたが,喫煙者群では非喫煙者群よりたしかに高率に発生しており,特に多量喫煙者に多発していることを確めている。職業別には,調理人と塗装工に多くて,他の職業者の1.5ないし2倍に達しており,この職業について喫煙するものでは,一般の非喫煙者群の5〜9倍にも達したという。
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