icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生25巻8号

1961年08月発行

文献概要

原著

新鮮イカによる食中毒の研究—続報 昭和32年夏新潟地方に発生したイカ中毒と年間イカ検査成績

著者: 藤原栄一12

所属機関: 1新潟大学医学部薬理学教室 2現:信州大学医学部薬理学教室

ページ範囲:P.457 - P.459

文献購入ページに移動
イカ中毒発生状況
 昭和32年新潟県内イカ中毒は第1表のごとく7月25日新潟市に初発し,以後9月30日までに報告されたものは6件22名である。ほかに佐渡観光団に起つた集団イカ中毒は次の3件がある。
 その第1は8月7日宮城県白石市県立白石高校生に佐渡両津市の1旅館が午前6時頃朝食にイカの刺身を出し,午後4時頃から93名中55名が腹痛,嘔吐,下痢などの軽い症状を起した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら