icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生26巻11号

1962年11月発行

文献概要

特集 社会医学(第3回社会医学研究会講演) 第3回社会医学研究会シンポジウム

社会医学をどう理解するか

著者: 曾田長宗1 黒子武道2 籾山政子3 原島進4 庄司光5 小宮義隆6

所属機関: 1国立公衆衛生院 2東京大学医学部 3気象研究所 4慶応義塾大学 5京都大学工学部 6国立予防衛生研究所

ページ範囲:P.588 - P.597

文献購入ページに移動
□司会者のことば□
 「社会医学をどう理解するか」というシンポジウムを如何に進めて行くかについては,司会者としても大変苦労いたしました。
 私は,先ず最初に何々学とはどのようなものかという「わく」が出来て,その後学問的研究が進められるというよりは,何か具体的な研究が,ある程度,いろいうと進められ,これらの研究に共通する特徴が認められるようになってから,これを「何々学」とも名付け,一定の研究方法も確定し,この段階に到ると,その後は,いろいろ具体的な問題が次ぎ次ぎに処理されて,この学問の急速な発展を見るようになるものだと考えていますので,余り早急に,社会医学の定義如何というような問題の取り上げ方には,少からず疑問をもっておりました。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら