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これはアメリカの保健・調教育福祉局(Department of Health, Education and Welfare)の看護課(Division of Nursing)が1961年8月に表題について行なった調査報告である。1960年人口で25,000以上の676市が対象となったが,その70%(470市)が訪問看護協会(VisitingNurse Association),共同看護事業(Combination Service),ないしこのための担当機関の手によつて各種疾患の在宅患者の訪問看護が行なわれ,必要とあれば継続して訪問看護をしていることが明かになった。在宅患者看護を行なっている市が最も多く集まっているのは公衆衛生地区(Public Health Region)Ⅰ(すなわちコネチカツト,メイン,マサチュセッソ,ニューハンプシャー,ロードアイランド,バーモントの米州東北端の諸州)であって,64市の中,ほとんどの63市におよんだが,他方,最も少ないのは,公衆衛生地区VII(アーカンソー,ルイジアナ,ニューメキシコ,オクラホマ,テキサスの南部の諸州)で,69市中10市であった。
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