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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生26巻12号

1962年12月発行

文献概要

綜説

ガン(悪性新生物)の死亡率

著者: 水島治夫1

所属機関: 1九大

ページ範囲:P.683 - P.686

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I.粗死亡率と純死亡率
 人口が老化し,老人が多くなるとガンによる死亡数が多くなるが,人口の老化だけがその原因なれば,分母の老人人口も多くなるのであるから,ガン死亡の率は高くならないはずである。ところがガンの死亡率は,総数でも,年齢別でも近年上昇傾向を示している。普通にはガンの死亡率といえば,年間のガン死亡数を該当人口で割ったものである。便宜上次の記号を用いれば,
 x:年齢

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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