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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生26巻2号

1962年02月発行

文献概要

特集 ポリオの疫学(その1) 原著

赤痢とポリオの流行関係

著者: 野瀬善勝12

所属機関: 1山口医科大学公衆衛生学 2山口医大産業医学研究所

ページ範囲:P.80 - P.85

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1.緒言
 赤痢とポリオはともに糞口伝染病で,いずれも主として夏に流行し,その感染経路にも軌を同じくするものがあるといわれる。されど赤痢とポリオとの間に流行的に何らかの関係があるのか? ないのか? 仮にあるとすれば,それらの現象的事実は果たしていかなることを意味するのか。赤痢とポリオの流行関係を指摘し,その疫学的意義を解明した報告は見当たらないようである。
 そこで,両者の流行像から,その時間的,地理的および生物学的現象上の関連性を比較検討して,若干の疫学的考察を試みたのが本報文である。各位のご批判とご教示を賜われば幸いである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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