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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生26巻2号

1962年02月発行

文献概要

原著

遠洋漁船の積み込み飲料水について

著者: 杉本博俊1 中島覚1 長信良1 平野拓男1

所属機関: 1神奈川県三崎保健所

ページ範囲:P.102 - P.103

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 神奈川県三崎港は三浦半島の最南端に位し,鮪延繩漁業の基地として全国屈指の漁港である。遠洋漁船乗組員の保健衛生に対する関心は近来とみに向上し,そのあらわれとして飲料水の安全を確保することに注意を払うようになってきた。
 過激な労働と長期間の航海をなす遠洋漁船乗組員の健康に飲料水は重要な影響を与えるものと考えられ,昭和34年7月から昭和35年8月まで1カ年間にわたり,三崎港を基地とする遠洋漁船100隻について帰港直後の水槽内の残存飲料水を採取し,衛生検査指針に基づき水質検査を行なった。また採水に際して次に示す21項目について調査,測定した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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