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原著
Bephenium hydroxynaphthoate(Alcopar)の鉤虫駆虫効果
著者: 松崎義周1 高橋達男1 山崎俊幸2
所属機関: 1横浜市大医学部寄生虫病学教室 2稲田登戸病院
ページ範囲:P.104 - P.106
文献購入ページに移動従来の鉤虫駆虫薬は何れもアメリカ鉤虫(N. Americanus)には相当強い駆虫力を発揮しているが,ツビニ鉤虫(A. duodenale)に対してはその駆虫力が低く,副作用の点より見ても満足すべきものがなかった。
しかるにCopp,Standen,Scarnell,RawesおよびBurrows(1958)の広範な研究の結果,次のごとき方程式のものがNippostrongylus murisに有効なることが判明した。
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