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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生26巻4号

1962年04月発行

文献概要

文献

事故の予防と看護/公衆衛生行政と公衆衛生法規との関連性

著者: 有賀

所属機関:

ページ範囲:P.182 - P.182

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 近年小児および壮年者の事故死亡は他の一般的疾患より増えて来た。事故を予防するということは,伝染性疾患を予防することよりはより多くの個人的の知識と行動に依存しなければならない。
 過去における事故予防対策はもつばら環境要素を主として来たが,知識の発展にしたがい,環境要素の観察も続けなければならないことはもちろんであるが,そのほか人間側の条件も注意する必要があるようになった。また今日の事故の大部分は家庭において起こり,年齢別にみると2/3は65歳以上がしめ,小児がこれに続く。多くの研究によると小児の事故は大部分予防することが可能であるといっている。ディートリッヒは小児事故の予防は"Learn andlive"であるといっている。一方また学校などにおいても,安全教育プログラムを押しすすめるべきである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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