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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生26巻4号

1962年04月発行

文献概要

特集 都市計画

都市住宅団地の医療保健施設設置計画—大阪千里丘陵住宅地建設の場合の一提案

著者: 吉武泰水1 浦良一2

所属機関: 1東大工学部建築学科 2明治大学工学部建築学科

ページ範囲:P.231 - P.236

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住宅団地と医療施設
 1.戦後東京,大阪をはじめとする大都市には,住宅団地が建設されていったが,当初は,住宅団地の規模も小さく,しかも市街地内に多くは建設されたので,診療所,病院などの医療施設は教育施設がそうであったように,周辺の既存施設利用にたよればよかったので問題とはならなかった。しかし最近はその規模も1,000戸以上の団地が多く,しかも都市の近郊地域となり,しだいに衛星都市建設化の動きがみられるようになってきた。そこで医療施設も住宅団地内に新しく建設する必要が生じ,団地診療所の問題が論ぜられるようになってきた。今ここで述べようとするものもその一つで,大団地建設の場合の医療施設設置計画についてである。
 2.住宅団地の医療施設設置計画立案にあたっては,次のようなことが問題となる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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