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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生26巻6号

1962年06月発行

文献概要

総説

先進老人国におけるGPの新しい役割

著者: 吉田寿三郎1

所属機関: 1国立公衆衛生院社会保障室

ページ範囲:P.353 - P.361

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 GP(一般医……むしろ総合医といいたい)の将来性については,SP(専門医)に比べて,このところ,いずれの国においても,とかく悲観的な観測が行なわれた。果たしてそのようなものであろうか。
 1948年英国において国民保健事業法を中心とする医療制度の根本的な改革が行なわれた。これに伴なって,その後しばらくはGPはありふれた軽症患者をのぞいては,患者を施設へ経由する機関以上の存在ではなくなった。医師としての気概は,病院にあって専門医として活躍することにかけられ,一時はGPの質の低下も問題になった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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