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1953年11月のNew York市に於ける大気汚染事件の報告
著者: 宇野
所属機関:
ページ範囲:P.10 - P.10
文献購入ページに移動合衆国気象局の記録を調べると11月12日から大陸性極地性の冷たい高気圧気塊が3大湖上から南東に徐々に移動し,ニューヨークに温暖な空気をもたらした。しかし夜間には地表面からの輻射によって地上数百フィートの空気は冷えたまま蓋をされた形となり,汚染物質の上昇拡散が妨げられた。ミチェル空軍基地では500フィートまでが微風か無風であった。この逆転は23日迄続く。
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