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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生28巻1号

1964年01月発行

文献概要

私はこう思う シンポジュウムをきいて

転換期にきた保健所

著者: 村田謙二1

所属機関: 1高崎市医師会

ページ範囲:P.48 - P.49

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1.はじめに
 シンポジウム参加会員が1000名をこえる会場の一隅に,この原稿を依頼された私は周囲を見渡して,更には,会の進行につれて発言する方々が何れも,都道府県衛生部若しくは保健所関係者であることに,当然であると思い乍ら,また一方疑問をもったのである。
 従って,メモを取りつつ興味を感じた発言内容はというと,講師或は発言者がしばしば用いた「立て割り」行政機関の,上,下級職の方々のものではない。社会学の立場から講演された青井氏と,地域住民とのアプローチを長年月もっている石垣氏の講演或は質疑応答の間に述べられたことである(その表現の方法に問題はあっても,テーマの本質をついている)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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