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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生28巻1号

1964年01月発行

文献概要

私はこう思う シンポジュウムをきいて

主客転倒

著者: 橋本周三1

所属機関: 1和歌山県岩出保健所

ページ範囲:P.56 - P.57

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 "本シンポジウムのねらいは,表題ならびに副題から明らかであると考えるが,「保健所がよりよく地区のニードにこたえるには,どうすればよいか」ということであるので,このような共通の理解に立って討議をして戴きたい"という司会者の言葉であったが,はたして共通な理解があったのだろうか。
 市町村を代表してと発言された山本氏は,町村合併前の市町村とかわりなく,保健所に依存しているとのことであるが,これは,市町村が行なうべき検診業務を保健所が,かたがわりしているに過ぎないのである。この現状を打開しない限り,保健所活動の改革はないと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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