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地域活動の中から 保健所と大学をむすぶ新しいきづな
保健所実習に周到な配慮を—大阪市立大学の試み
著者: 大和田国夫1
所属機関: 1大阪市立大学公衆衛生学
ページ範囲:P.545 - P.546
文献購入ページに移動本学の生い立ちに,前述の如き,強い理念が謳われてあるので,学部の3学年後期から4学年11月まで行われるポリクリに公衆衛生学を含め,各グループ(1グループ,2〜3名で,全部で14グループ)は1週間ずつ,1保健所の実習を行ない,2周目のポリクリには再び1週間,べつの保健所で実習することにした,これは保健所の特性を考え,異なった保健所で実習をする方が,地域のニードに応じて異なった活動を行う保健所事業を体得させることができると考えたからである。また3周目(最後のポリクリ)の1週間は前半を伝染病院の実習,後半は教授室において,保健所事業に関するtable discussionを行うことにしている。
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