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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生28巻12号

1964年12月発行

文献概要

対談

綜合保健の推進と保健婦活動

著者: 内田靖子1 小宮山新一2

所属機関: 1国立公衆衛生院衛生看護学部 2川崎市高津保健所

ページ範囲:P.664 - P.671

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 新時代の要請で綜合保健の考え方が世界的に拡がってきた。個人と集団の健康を守りさらに増進させる働らきは医療と予防に関わる実にさまざまな専門職種の協調とそれを推進させる大きな組維の統整がなくては叶わない。しかし我が国の現状は果してよくこの真の意味の綜合保健を推進する用意があるかどうか。しばしばその先駆と考えられる保健婦に焦点をむけ,保健婦自身の内と外に絡まってほぐれない基本的な懸案に今一度目をむけてみたい。綜合保健の推進に果すべき保健婦の役割が大きければ大きいほど,ここにあげられた多くの隘路はひとり保健婦の課題でなく綜合保健活動従事者全部の課題となる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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