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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生29巻10号

1965年10月発行

文献概要

連載講座 公害・5

騒音・1

著者: 片山徹1

所属機関: 1厚生省環境衛生局公害課

ページ範囲:P.604 - P.607

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まえがき
 最近いわゆる「騒音」については,識者の関心を集めるようになつてきたし,公害の苦情,陳情件数の状況をみても大気汚染,水質汚濁を上まわり最高位を示しており,今後も都市化がさらに進展していくにつれて複雑多様化し,深刻化していくと思われる。また振動は騒音と付帯して発生することが多く,公害の一部を構成している。しかし,これまでに騒音とくに都市騒音に関する問題は看過されてきたのではなく,たとえば都市騒音の実態調査については,地方公共団体,大学,研究機関などでなされ,何らかの対策の樹立に努力されてきたのである。その他の関係各方面でも「騒音防止」のための論議がなされてきている折からわが国の都市騒音の現状について紹介したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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