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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生3巻2号

1947年12月発行

文献概要

特集 第1囘公衆衞生學會研究發表 第1日目 研究發表

17)腸チフス,パラチフス混合ワクチン豫防注射の反應に就て

著者: 小島三郞1 增山忠俊1 中村康平1 高橋市五郞1 金子勘太郞1

所属機関: 1豫防衞生研究所第二細菌部

ページ範囲:P.27 - P.27

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 小學兒童に對して,從來のワクチン及び新劑ワクチンについて,その反應及び腸チフス凝集價について考究した。
反應に於ては
 1.腸チフスのみのワクチンは,パラチフスとの混合ワクチンより反應が強い。
 2.在來の日本のワクチンを菌景を2倍にした濃度でもつて,その0.3cc O.6ccの2囘に注射しても,反應は,餘り強くあらわれない。
 3.新劑ワクチンは,在來のワクチンに比して反應が強い
 4.新制ワクチンの0.1cc 3個皮内法によれば,反應は,殆んどあらわれない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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